ネットではたくさんの1カラットのダイヤペンダントが販売されています。
しかし私から見て絶対買ってはいけないダイヤペンダントがあります。
それは1カラットというだけで、全く輝かないダイヤがセッティングされたペンダントです。
そもそもダイヤが輝くためには、それだけの条件が整っていなければなりません。
ダイヤが輝くためには4Cのうちのクラリティとカットが重要になってきます。
ダイヤが輝くための条件その1 クラリティ
上の画像はダイヤのクラリティを比較したものです。
左の画像はクラリティがSIクラス、右の画像がIクラスのダイヤモンドです。
明らかに透明度が違うのが肉眼でもはっきりわかるでしょう。
ちなみにこれは0.3カラットのダイヤペンダントを拡大したものですが、これが1カラットのダイヤならもっとはっきりわかるはずです。
ダイヤが輝くのは光の反射によるものですが、右のIクラスのダイヤの場合、光の透過がインクルージョンによって遮られ、輝きが劣るのです。
しかしSIクラスのダイヤになると、肉眼ではダイヤ内のインクルージョンが見つけられないほど小さいものですから、光の透過はIクラスのダイヤほど妨げられず、輝くというわけです。
つまりダイヤが輝くためにはクラリティが最低でもSI以上必要だということを覚えておいてください。次に輝くための条件その2 カットのご説明をしましょう。
ダイヤが輝くための条件その2 カット
ダイヤモンドのカットのグレードは、Excellent、Verygood、Good、Fair、Poorと大きく分けてこの5つになります。
ダイヤの輝きは光の反射によって起こるものですが、ダイヤ上方から入射した光はダイヤ内部で反射され、再びダイヤ上方に放射される。これを全反射といますが、この全反射されるかそうでないかはカットの仕方によって変わってきます。
通常全反射されるダイヤのカットはGood以上とされ、それ以外は上のイラストのようにダイヤ上方から入射した光はダイヤの下方から逃げてしまい、輝きが劣ったダイヤになるということです。
つまりダイヤが輝く条件としてカットがGood以上必要だということを覚えておいてください。
絶対に選んではいけない1カラットのダイヤペンダント
ダイヤモンド製品を購入するときによく間違うのは、「鑑定書付だから」「鑑別書つきだから」と安心し、それで値段が安ければ購入してしまうというパターンです。
鑑定書はダイヤの品質の保証、鑑別書はダイヤであるという証明書ということで、ダイヤの輝きを保証するものではありません。
当ショップもこういった商品の紹介はしていますが、決しておすすめしてはおりません。
なぜならお客様が購入されて必ず後悔するからです。
先ほども申し上げた通り、ダイヤが輝くためにはクラリティSI以上、カットはGood以上必要です。
輝くダイヤがご希望ならば、購入前に必ずダイヤのグレードのクラリティとカットをチェックしてください。
もしクラリティがIクラス以下、カットがFair以下なら、そのダイヤは輝かないことを承知しておいてください。
そしてSI以上、Good以上ならそのダイヤは間違いなく輝きます。
1カラットのダイヤネックレスを買うときの注意点は鑑別書付という言葉に惑わされず、必ずダイヤのグレードをチェックしてから購入してください。
店長おすすめ! 輝く条件がそろった1カラットダイヤペンダント
以上の1カラットダイヤペンダントはすべて輝く条件がそろっています。
クラリティがすべてSIクラス以上、カットはGood以上のダイヤばかりです。
誰かにプレゼントしても必ず喜んでもらえる輝くダイヤペンダントネックレスです。
最後にご紹介した3ストーンのダイヤペンダントは超お買い得で、3石ともSI2クラス、Goodカットのダイヤで、合計1カラットになるというペンダントです。
3ストーンだけあって他の一粒ダイヤと比べてお値段もお安く、デザイン的にもおしゃれですからプレゼントには最適といえるでしょう。
もし誰かのプレゼントに1カラットのダイヤペンダントをしようとお考えなら、以上の4点がおすすめ商品です。
それ以外の1ctダイヤペンダントはプレゼントには向かないとお考え下さい。