18金台にセットされたダイヤモンドの質

私が、ある宝石卸業者の方から聞いたお話をさせて頂きます。

ダイヤモンドは本来無色透明です。
それゆえ、その白さを誇示させるために、だいたいのダイヤモンドはプラチナ台に
セッティングされます。

しかし、ダイヤモンドのクラリティの程度が悪かったら、つまりインクルージョンがあり
透明度が悪かったらどうでしょう。

そのインクルージョンを隠すために、あえてプラチナ台にセッティングする場合も
あるそうです。

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ただし、そのインクルージョンは白色のインクルージョンで、カーボンと呼ばれる
黒色系のインクルージョンではありません。

一方、18金の地金にセッティングするダイヤはっていうと、
透明度に自信があるダイヤモンドだということです。

地金が金色(ゴールド)ですから、当然ダイヤ内のインクルージョンは目立ちます。
それでもあえて18金の地金にセッティングするっていうことは、透明度に自信があるということです。

ただし、ここにも裏話があります。

地金が金色ですから、ダイヤの色をごまかしやすい。
つまり、黄色っぽいダイヤをのせても、地金がダイヤを通して映っているから、
このような色になるっていいわけにもできるということです。

透明度には自信があっても、カラーには自信がないダイヤ、
それが、18金のピアスに使われているダイヤっていうことでしょう。

ダイヤには、それぞれ一長一短があります。

それぞれが一番美しく見えるよう、地金にプラチナか18金かを
きめるようですね。

おもしろいですね。

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