婚約指輪と結婚指輪

婚約指輪とは、エンゲージリングのことで、結婚を約束した証に、男性から女性に贈る指輪で、
通常、一粒ダイヤリングが贈られます。

一昔前、給料の3カ月分とキャッチコピーを打ち出して、宝石業界が
ダイヤモンドリングをエンゲージリングとして販売しようとしたのが、この婚約指輪です。

一方、結婚指輪はマリッジリングといい、結婚式当日花婿花嫁による
指輪の交換儀式が執り行われますが、その時に使う指輪のことを結婚指輪といいます。

指輪の交換

お互いの左の薬指に、指輪をはめ合うのですが、
薬指の静脈は心臓につながっているといわれ、心臓は左側についているため、
より近い左手の薬指に指輪をはめるようになったといわれています。

心臓は英語でハートといいますが、
お互いのハートとハートをつなぐということで、永遠の愛を誓うという意味を
含んでいます。

婚約指輪に関して、相場とか給料の3カ月分とか、いろいろ疑問があると思いますが、
そんなものにとらわれず、選択された方がいいと思います。

最近では、エンゲージリングにダイヤモンドを選ばず、誕生石や真珠のリングを
贈る方も増えています。

金額もまちまちで、愛情のこもったリングなら、値段の高低は二の次でしょう。

しかし、エンゲージリングを選ぶ基準として、どうしても知りたいとおっしゃる方のために
あえていわせてもらえば、ダイヤの大きさ、大きさといっても重さことですが、
0.3カラットはあった方がいいでしょう。

ちなみに1カラットは、0.2グラムです。

重さ、0.3カラット カラー、Eカラー クラリティ、VVS2 カット、Very good
あたりで、だいたい30万円くらいが相場でしょう。

このあたりを目安に購入すればいいと思います。

結納の当日は、エンゲージリングとマリッジリング
(マリッジリングは花嫁のマリッジリングだけ)を紅白のリングケースに入れて、
さらにそのケースを「寿」と書かれた桐箱にいれて花嫁宅に持っていきます。

詳しいことは、購入した宝石店にお聞きになったらいいと思います。

一生に一度の結婚式。
人生で最も大きな記念となる日を大切に。